33CDR-3951(Stereo)
J,S,バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ(2)
ソナタ第2番イ短調 BWV 1003
パルティータ第2番ニ短調 DWV 1004
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)
米 SINE QUA NON SOPERBA SAS 2016
1967年代頃のヨーロッパ録音
クリスチャン・フェラス(1933-1982)はパリ音楽院出身。49歳の若さで他界したが、DECCA、EMI、DEUTCHE GRAMMOPHONに大量の録音を残した。1967年カラヤン指揮ベルリン・フィルとJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集が録音された。フェラスはこの録音に引き続き、無伴奏ソナタとパルティータ全曲の録音要請がDEUTSCHE GRAMMOPHON社から来ると思い準備をしていたが録音依頼はなかった。それはDG社がヘンリク・シェリングの無伴奏ソナタとパルティータ全曲を発売することになったためと推測する。シェリングの無伴奏は、もともとオランダPHILIPSが発売権を持っていたが、PHILIPSはアルトゥール・グリュミオーの無伴奏が完成したために、シェリング盤の発売をDG社に委ねたからだ。それでフェラスの無伴奏の録音は無くなった。(以下33CDR-3952へ)
復刻にはステレオ最初期のMM型カートリッジSHURE M3Dカとコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。