78CDR-3942
ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番ハ長調作品24
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
加 VICTOR 18524/6 (米VICOTR 18521/3と同一録音)
1941年2月20日ニューヨーク、VICTORスタジオ2 録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ生まれ。5歳でリサイタルを開き、8歳の時にチリ政府の奨学金を得てドイツに留学、ベルリンのシュテルン音楽院でリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。1914年ベルリンでデビュー、以降ヨーロッパで名声を確立。1927年にジュネーブ国際音楽コンクールに第1位入賞。1935年からはベルリンでバッハとモーツァルトの全クラヴィーア曲の連続演奏会を開いた。またベートーヴェンやウェーバー、シューベルトのピアノ・ソナタの連続演奏会も開いた。1941年カーネギー・ホールにデビューし、翌年から本拠地をアメリカに移した。第二次大戦後は南北アメリカ、東西ヨーロッパなど世界的に活躍し、レコード録音もRCAVICTOR,CBS COLUMBIA, EMI, PHILIPS に多く残した。この録音はアメリカ・デビュー時にニューヨークで行われたもの。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。