78CDR-3933
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調作品38
ベアトリス・ハリソン(チェロ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE D1380/82
1927年4月11日 ロンドン録音
ベアトリス・ハリソン(1892-1965)は20世紀前半に活躍したイギリスの女流チェロ奏者。インド北西部のルーキーに生まれ、幼少期に一家はイギリスに戻り、ロンドンの王立音楽院で学んだ。その後ベルリン高等音楽院に留学、1910年にメンデルスゾーン賞を受賞、ベヒシュタイン・ホールでデビューした。師はフーゴ・ベッカー(1863-1941)。ハリソンは1920年11月、HIS MASTER'S VOICEにエルガーのチェロ協奏曲を作曲者の指揮で録音(HMVD1507/09)したのを皮切りに、イギリスの作曲家、特にディーリアス(1862-1934)の作品の多くの初演を行った。ピアノのジェラルド・ムーア(1899-1987)はイギリスのハートフォード生まれ。名伴奏ピアニストとして多くの歌手や器楽奏者と共演した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジのスピリッツSP78rpm(4mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。