78CDR-3927
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調 作品33
ピエール・フルニエ(チェロ)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB 6602/03
1947年9月29&30日ロンドン、アビーロード EMI第1スタジオ録音
ピエール・フルニエ(1906-1986)はパリ生まれ。最初ピアノを学んだが6歳の時小児麻痺による右足障害のためにチェロに転向した。1923年パリ音楽院一等賞を得て楽壇にデビュー、ヴァイオリンのガブリエル・ブイヨン、ピアノのヴラド・ペルルミュテールとのトリオで注目された。1937年エコール・ノルマル教授、1941年から49年までパリ音楽院教授をつとめた。1942年ヴァイオリンのシゲティ、ピアノのシュナーベルとのピアノ・トリオ、ヴィオラのプリムローズを加えての四重奏で活躍、さらに1945年にはヴァイオリンのティボー、ピアノのコルトーと演奏活動をした。指揮者のワルター・ジュスキント(1913-1980)はプラハ生まれ。1934年にプラハのドイツ歌劇場でセルのアシスタントとして活躍、1938年にナチスの迫害をのがれてイギリスに移住。以降スコットランド管弦楽団、メルボルン交響楽団、トロント交響楽団、セントルイス交響楽団、シンシナティ交響楽団の指揮者を歴任した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。