78CDR-3923
シューマン:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 より
ガヴォットとロンド
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
日TELEFUNKEN 23653/6(独TELEFUNKEN 2395/8 と同一録音)
1937年12月20日ベルリン、ジングアカデミー録音
協奏曲は作曲者シューマンが死の3年前に名ヴァイオリン奏者ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)の依頼で作曲したが、ヨアヒムは楽譜を封印し演奏しなかった。1937年にベルリン図書館のヨアヒムの蔵書から発見され、ナチス宣伝省の主導で録音された。ヴァイオリンのクーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメン生まれ。第二次世界大戦中ソリストとして活躍する傍ら、ベルリン高等音楽院教授を1943年までつとめた。指揮者のハンス・シュミット=イッセルシュテット(1900-1973)は大戦中も非ナチス党員を保ち、戦後に北ドイツ放送交響楽団の創立に尽力した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。