78CDR-3922
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番変ホ長調作品74「ハープ」
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ)
英 COLUMBIA LX319/322
1932年3月10&14日ロンドン録音
レナー弦楽四重奏団は1918年にハンガリーのブダペストで結成された。メンバー全員がブダペスト音楽院出身。リーダーのイェノ・レナー(1858-1948)、第2ヴァイオリンのヨゼフ・スミロヴィッツとヴィオラのシャーンドル・ロートの3人がイェノ・フバイ(1858-1937)の弟子、チェロのイムレ・ハルトマンはダヴィッド・ホッパー(1843-1913)に師事した。4人はブダペスト・オペラの楽員だっただったが、1918年のハンガリー革命を機に弦楽四重奏団を結成した。2年間田舎の村にこもって練習を積んだ後、1920年にウィーンでデビューした。その後1922年にロンドンに、1929年にアメリカにデビュー。1927年のベートーヴェン没後100年を記念して16曲の弦楽四重奏曲中11曲(SPレコード40枚)を英コロンビアに録音した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。