78CDR-3908
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作品36
パウル・ファン・ケンペン指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
独 GRAMMOPHON 67608/12S
1941年ドレスデン録音
指揮者のパウル・ファン・ケンペン(1893-1955)はオランダ生まれ。アムステルダム音楽院で、ユリウス・レントヘン(1855-1932)、ベルナルト・ズヴェールスに作曲と指揮法を、ルイ・ツィマーマン(1873-1954)にヴァイオリンを学び、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の第2ヴァイオリン奏者としてキャリアをスタートした。1932年にドイツ国籍を取得し、1933年に指揮者デビュー。1934年にドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任。1942年から1944年までアーヘン市立歌劇場の音楽監督をつとめた。第二次大戦後、活動の場をオランダに移したが、戦時中のナチス政権とのかかわりを問題視され物議を醸した。1955年アムステルダムで死去。ファン・ケンペンはSPレコードにベートーヴェンの交響曲第5番(ドレスデン・フィル)と交響曲第8番(ベルリン・フィル)を独 POLYDORに録音していた。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。