78CDR-3905
牧神の午後への前奏曲-マルセル・モイーズの芸術
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
フェルー: 無伴奏フルートのための3つの小品
(1)恋する羊飼い
(2)硬玉
(3)端陽
イベール:フルート協奏曲(1932-1933)
マルセル・モイーズ(フルート)
ワルテル・ストララム指揮(ドビュッシー)
ストララム管弦楽団
ウジェーヌ・ビゴー指揮(イベール)
交響楽団
1930年2月24日録音(ドビュッシー)
1933年パリ録音(フェルー)
1934年パリ録音(イベール)
フルートのマルセル・モイーズ(1889-1984)はパリ音楽院でポール・タファネル(1844-1908)、フィリップ・ゴーベール(1879-1941)に師事し、1906年に一等賞を得て1908年にソロ・デビューした。1913年から32年にオペラ・コミック、1922年から32年にはストララム管弦楽団に席を置き、1932年から49年にパリ音楽院の教授をつとめた。指揮者のウジェーヌ・ビゴー(1888-1965)はパリ音楽院出身。シャンゼリゼ劇場の指揮者を経てパリ音楽院管弦楽団、フランス国立放送管弦楽団、ラムルー管弦楽団、オペラ・コミックの指揮者を歴任、母校の指揮科の教授もつとめた。2曲目の作曲者フェルーは現代音楽推進団体(トリトン)の創立者の一人。モイーズはこのシリーズで殆どの録音が復刻されている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。