33CDR-3899
「アンダンテ・カンタービレ~巌本真理弦楽四重奏団」
チャイコフスキー:
(1)アンダンテ・カンタービレ
(2)秋の歌~「四季」より
(3)瞑想曲ニ短調~「なつかしい土地の思い出」より
(4)メロディ変ホ長調~「なつかしい土地の思い出」より
巌本真理弦楽四重奏団(1)
巌本真理(第1ヴァイオリン)、友田啓明(第2ヴァイオリン)
北爪規世(ヴィオラ)、黒沼俊夫(チェロ)
巌本真理(ヴァイオリン)、黒沼俊夫(チェロ)、坪田昭三(ピアノ)(2)
巌本真理(ヴァイオリン)、坪田昭三(ピアノ)(3)(4)
日Toshiba Records JCO-1040(Mono) (LP特有のパチ・ノイズがあります)
(1959年頃録音)
正式には1964年にデビューした巌本真理弦楽四重奏団の演奏(1)が聴ける。巌本真理(1926-1979)は東京生まれ。6歳から高名なヴァイオリン教師の小野アンナ(1898-1979)に師事した。1937年12歳の時、第6回日本音楽コンクールで第1位。1939年にデビュー・リサイタルを開いた。1948年から音楽学校(現東京藝術大学音楽学部)の教授を務めた後、1951年に渡米し、ジュリアード音楽院でルイ・パーシンガー(1887-1967)、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)に師事し、ニューヨークのタウン・ホールでリサイタルを開いた。帰国後ソロ奏者として積極的に活躍する一方、1964年に巌本真理弦楽四重奏団を結成した。この録音は創立間もない東芝電気のレコード部門で録音されたもの。巌本真理はこのシリーズでJ.S.バッハ:シャコンヌ(78CDR-3200)、G線上のアリア(33CDR-3469)、アヴェ・マリア(33CDR-3470)、ベートーヴェンのロマンス(33CDR-3479)、ルクー:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。
復刻には今秋発売予定のダイレクト・カップルMC型カートリッジとKORGのDS-DAC-10R録音機を使用した。