78CDR-3892
ベートーヴェン:ヴィオリン・ソナタ第3番変ホ長調作品12-3
フランツ・フォン・ヴェチェイ(ヴァイオリン)
グィード・アゴスティ(ピアノ)
独 POLYDOR 62717/19
1934年11月24日録音
ヴァイオリンのフランツ・フォン・ヴェチェイ(1893-1935)はハンガリー出身。8歳の時ブダペストでイェネー・フバイ(1858-1937)に師事し、2年後の10歳の時ベルリンのヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)に入門し神童として輝かしい道を歩んだ。1910年代から20年代にはヨーロッパ屈指のヴァイオリニストとして名を馳せ、一時はベラ・バルトーク(1881-1945)を伴奏者にして演奏旅行をしたこともあった。フィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865-1957)はヴァイオリン協奏曲をヴェチェイに献呈した。ヴェチェイは作曲も手がけ超絶技巧を要するヴァイオリン曲を数多く書いた。ピアノのグィード・アゴスティ(1901-1989)はイタリアのピアニスト。フェルッチョ・ブゾーニ(1866-1924)の弟子だった。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル〔ゼロSP 78rpm〕(3mil 針)とコルグの[DS-DAC-10R]DSD録音機を使用した。