78CDR-3885
J.S.バッハ:ハープシコード協奏曲第1番ニ短調 BWV 1052
ワンダ・ランドフスカ(ハープシコード)
ウジェーヌ・ビゴー指揮 管弦楽団
仏 LA VOIX DE SON MAITRE DB 11229/31
1938年12月1日パリ、アルベール・スタジオ録音
ワンダ・ランドフスカ(1879-1959)はポーランドのワルソー生まれ。20世紀最高のハープシコード&ピアノ奏者。彼女は演奏家、音楽学者、教授で1900年から13年間パリのスコラ・カントルムで教鞭をとった。二列の鍵盤と七個のペダルを有する自分のハープシコードをパリのプレイエル社に特注し、生涯この楽器を使用した。1940年フランス国籍を得たが、1941年ドイツ軍のフランス侵攻によりアメリカにのがれた。パリに残したハープシコードは後にアメリカ軍によって彼女の手元に届けられた。指揮者のウジェーヌ・ビゴー(1886-1985)はパリ音楽院出身。シャンゼリゼ劇場の指揮者を経て1923年パリ音楽院管弦楽団、1928年にフランス国立放送管弦楽団、1935年にラムルー管弦楽団、オペラ・コミックの指揮者を歴任。パリ音楽院の指揮科教授もつとめた。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP 78rpm」(3mil 針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。