78CDR-3882
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333
リリー・クラウス(ピアノ)
英 PARLOPHONE R.20566/7
1948年5月7日録音
リリー・クラウス(1905-1986)はハンガリー生まれの女流ピアニスト。17歳でブダペスト音楽院に入り、ベラ・バルトーク(1881-1945)、ゾルタン・コダーイ(1882-1967)に師事した。1922年ウィーンに赴き、ウィーン音楽アカデミーでアルトゥール・シュナーベル(1882-1951)とエドゥアルト・シュトイアマン(1892-1964)についてさらに研鑽を積んだ。1930年代からモーツァルトやベートーヴェンの演奏家として名声を上げ、ヴァイオリンのシモン・ゴールドベルク(1909-1993)と共演して各国で評判をとった。1942年インドネシア公演中にゴールドベルクと共に日本軍によって拘留され大戦集結まで軟禁された。戦後イギリス国籍を取得して演奏活動を再開、1967年からアメリカに定住した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジの上級モデル「ゼロSP 78rpm」(3mil 針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。