78CDR-3878 ※機械式録音盤(電気録音以前)の復刻音源
チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調作品74「悲愴」
ブルーノ・ワルター指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 POLYDOR 69771/5
1925年3月ベルリン録音
ブルーノ・ワルター(1876-1962)はドイツ出身の大指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院を卒業後ピアニストとしてデビュー、後に指揮者に転向した。1894年ハンブルク歌劇場の指揮者だった時、音楽監督のグスタフ・マーラー(1860-1911)と出会い親交を深めた。その後ウィーン国立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長、音楽監督を歴任、またウィーン・フィルやベルリン・フィルも指揮した。1938年オーストリアがナチス・ドイツに併合されると迫害を逃れてフランス、イギリスを経てアメリカに移住した。この録音はラッパ吹き込み末期のもので、ワルターはこの曲をその後再録音をしなかったので貴重な一枚。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ、スピリッツ(4mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。