78CDR-3875
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ベルリン・フルハーモニー管弦楽団
日POLYDOR 60024/28(独 POLYDOR 69855/9と同一録音)
1926年10月16日)、10月30日、1927年1月30日ベルリン録音(古いコードのため雑音があります)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)はベルリン生まれの大指揮者。1922年アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)の後任としてベルリン・フィルの常任指揮者に就任した。この「運命」はフルトヴェングラーの初のレコード録音で、1925年に始まったマイクロフォンを使用した電気録音だが、ドイツ・ポリドール社は米ブランズウィック社が考案したライト・レイ方式の電気録音を採用した。若き日の大指揮者の姿が浮き彫りにされているような素朴で力強い音である。全曲を3回のセッションに分けての録音。フルトヴェングラーは10年後の1937年にこの曲を同じベルリン・フィルと再録音している。本シリーズ78CDR-3521で出ている。比較試聴は興味深い。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。