78CDR-3869
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
ニコライ・マルコ指揮
デンマーク国立放送交響楽団
HMV Z.7008/12
1949年デンマーク録音
ニコライ・マルコ(1883-1961)はウクライナ生まれ。父親がウクライナ人、母親がロシア人。1906年ペテルブルク大学を卒業後、1909年にペテルブルク音楽院を修了、マリインスキー劇場の指揮者にに就任、6年後に首席指揮者に昇格した。1909年よりミュンヘンでフェリックス・モットルに指揮法を師事した。1918年にヴィテプスク音楽>院の楽院長に就任し、1921年からモスクワ音楽院で教鞭を執った。さらにキエフ、ハリコフでも指揮法の指導に>あたった。1925年からレニングラード音楽院教授に就任、翌1926年にはレニングラード・フィルハーモニー交響>楽団に常任指揮者になったが、1928年その座をアクサンドル・ガウクに譲り、1929年に西側からの出演要請を受>けたのを機に、妻と一緒にソビエト連邦を去り、ウィーン、プラハに移住、さらにコペンハーゲンでデンマーク>国立放送交響楽団の創設に携わり永久客演指揮者の称号を与えられた。1940年にアメリカに渡り指揮法の教師を>つとめた。コペンハーゲン時代からEMIに多くの録音を残している。さらに1956年オーストラリアのシドニー交響楽団の首席指揮者に就任し、1961年シドニーで没するまで音楽監督の地位にあった。1959年には東京交響楽団の>招きで来日している。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコル>グのNu 1DSD録音機を使用した。