78CDR-3867
モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
加 VICTOR 18279/81
1941年2月20-27日ニューヨーク、VICTOR Studios - Studio No.2録音
クラウディオ・アラウ(1903-1991)は南米チリ出身のピアニスト。1911年チリ政府の援助でドイツに留学。ベルリンのシュテルン音楽院で大作曲家でピアニストのフランツ・リスト(1811-1886)の最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1911)に師事した。1914年ベルリン・デビュー。1925年母校シュテルン音楽院の教授に就任した。1935年からベルリンでバッハとモーツァルトのクラヴィーア曲全曲演奏会を開いた。1941年にカーネギー・ホールにデビュー。本拠をアメリカに移し、VICTORに録音を始めた。これはその最初期のもの。その後アメリカCOLUMBIA(1940-1950)、英EMI(1950年代)、オランダPHILIPS CLASSICS(1960年代-1980年代)に多くの録音を残した。Track(5)で終結部が音の途中で切れているのは原盤通り。演奏時間が規定より長かったため録音エンジニアが最終音の途中でリードアウトを作成したため。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。