78CDR-3859
パガニーニ(ウィルヘルミ編曲):
ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調作品 6(単一楽章)
ラースロ・セントジェルジ(ヴァイオリン)
クレメンス・シュマルシュティッヒ指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 HMV EH418/19
1929年10月録音
ラースロ・セントジェルジ(1910- ?)はハンガリーのヴァイオリニスト。ブダペスト音楽院でオスカル・ステューデルとイエノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1927年フランクフルトで開催された世界博覧会でブダペスト交響楽団のソリストとして登場した。1930年にはイエノ・フバイによって開かれたパリでの演奏会で輝かしい技巧を披露し大喝采を浴びた。SPレコードには十数枚の録音があるが、その後の消息は不明。クレメンス・シュマルシュティッヒ(1880-1960)はドイツの指揮者、作曲家。1927年ドイツのELECTROLA 社の音楽監督を務めたことがあり、この録音はその時期のもの。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグNu1DSD録音機を使用した。