78CDR-3834 ※機械式録音盤からの復刻音源
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
アルトゥール・ニキシュ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HMV D89/92
1913年11月18日ベルリン録音
アルトゥール・ニキシュ(1855-1922)はハンガリー出身の大指揮者。ウィーン音楽院でヴァイオリンと作曲を学び、ウィーン宮廷歌劇場のヴァイオリン奏者として音楽活動をはじめた。1878年にライプツィヒ歌劇場の指揮者になり、1885年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮してブルックナーの交響曲第7番の初演をした。1895年、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になり生涯この地位にあった。この録音は1913年に行われた。ベルリン・フィルの最初の録音とされている。マイクロフォンもアンプも使わない機械式録音で、大きなラッパの前で演奏してレコード原盤を作成した。電気録音が始まったのは1925年だった。途中にキズがあるが、古いレコードなのでご容赦いただきたい。復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com./ のSPレコード専用のMC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。