78CDR-3820
コレッリ(モギレフスキによる新版):
ヴァイオリン・ソナタ第12番ニ短調「ラ・フォリア」
チャイコフスキー:
カンツォネッタ(ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品35より第2楽章)
アレクサンドル・モギレフスキー(ヴァイオリン)
ピアノ伴奏
日本コロムビア JW264/5
1937年頃東京録音
アレクサンドル・モギレフスキー(1885-1953)はロシア(現ウクライナ)のオデッサ生まれ。7歳でヴァイオリンを始めロストフの音楽学校で学んだ後、モスクワに出てヤン・グルジマリに師事した。モスクワでは弦楽四重奏団を組織したり、教員生活を送った後、1922年パリに移住し、ヴァイオリン奏者で名弦楽四重奏団のリーダーのリュシアン・カペー(1873-1928)とも親交をもった。ロシア系の豊麗な音色に加えてフランス風の洗練された独特の音色を身につけていた。1926年11月初来日、1930年に再度来日してから1953年に亡くなるまで演奏家として、また優れた教師として日本の音楽界に多大な貢献をした。このシリーズでモギレフスキーはヴェラチーニのヴァオリン・ソナタ第8番ホ短調作品2-8、他 (78CDR-3471)が出ている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu1 DSD録音機を使用した。