78CDR-3817
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11
モーリツ・ローゼンタール(ピアノ)
フリーデル・ヴァイスマン指揮
交響楽団
英 Parlophone E 5307/9 & E 15184/5
1930年5月1日&11月26日ベルリン録音
ピアノのモーリツ・ロゼンタール(1862-1946)はポーランドのリヴィウ生まれ。1872年にカール・ミクリ(1821-1897)に師事した。ミクリはショパンの弟子で助手をつとめたピアニスト。1878年フランツ・リスト(1811-1886)の門下に入り欧州各地で演奏した。一時ウィーン大学の哲学科で学んだこともある。1888年にボストンでアメリカ・デビュー。1895年にライプツィヒ、ロンドンでも大成功を収めた。1926年から28年にはフィラデルフィアのカーティス音楽院で教鞭をとり、1939年からはニューヨークで自らのピアノ学校を開いて多くの弟子が居た。指揮者のフリーデル・ヴァイスマン(1893-1984)はパーロフォン/オデオン等のレコード会社やヨーロッパの名門オーケストラのハウスコンダクターを務めた人物。上記2回の録音日には音質の違いが聞き取れる。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1DSD録音機を使用した。