78CDR-3814
ブルッフ:スコットランド幻想曲 作品46
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ウィリアム・スタインバーグ指揮
RCA ヴィクター管弦楽団
スタンリー・チャルプカ(ハープ)
米 RCA VICTOR 12-0011/3
1947年9月12日ニューヨーク録音
※第4面(トラック4)は盤面キズのノイズが入ります
ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987) はロシア生まれのアメリカのヴァイオリニスト。ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1939) に師事し10歳でデビューした。1917年16歳の時にロシア革命を逃れ一家はシベリア経由でアメリカに移住した。その途中で日本に立ち寄ったと伝えられる。アメリカ移住後少年ハイフェッツは一流演奏家として待遇された。その後青年期、壮年期から引退るまで世界最高のヴァイオリニストとして崇められた。ハイフェッツは生涯に2度「スコットランド幻想曲」を録音しているが、これは第1回目のもの。指揮者のウィリアム・スタインバーグ(1899-1978) はドイツ生まれのユダヤ系指揮者。1933年ナチスによりフランクフルト歌劇場から追われ、1936年にパレスチナに移住、パレスチナ交響楽団 (現イスラエル・フィル) の指揮者になった。大戦後はアメリカで活躍し、ピッツバーグ交響楽団、ボストン交響楽団の音楽監督をうとめた。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)コルグのNu1 DSDs録音機を使用した。