78CDR-3811
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番ロ短調作品58
パーシー・グレインジャー(ピアノ)
英 COLUMBIA L1695/7
1925年6月10-11日ロンドン録音
(英 COLUMBIA の "L"シリーズで発売された最初の電気録音)
パーシー・グレインジャー(1882-1961)はオーストラリア生まれのピアニストで作曲家。1892年7月、10歳の時首都メルボルンで演奏会を開いた。1895年5月(13歳)の時に母親と共にドイツのフランクフルトに行き、ピアノと作曲を学んだ。1901年19歳のときロンドンに行き才能が開花した。1907年にはノルウェーの作曲家グリーク(1943-1909)と交友を持った。グリークの指揮グレインジャーのピアノでグリーグのピアノ協奏曲のツアーを計画したがグリーグの死で実現しなかった。1918年アメリカの市民権を得て、1932年からニューヨーク大学の音楽学部長つとめ、1938年にグレインジャー博物館が開館した。晩年エレクトリック・シンセサイザーの開発にも手をそめた。これはおそらくこの曲の世界初録音。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。