78CDR-3809
ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作品36
エーリヒ・クライバー指揮
ベルリン国立歌劇場管弦楽団
独 POLYDOR 66905/8
(1929年5月録音)
トラック(1)途中キズ
トラック(6)途中ボコ・ノイズと音崩れがあります。
エーリヒ・クライバー(1890-1956)はウィーン出身の20世紀前半を代表する指揮者の一人。指揮者のカルロス・クライバー(1930-2004)は息子。プラハ・カレル大学で歴史と哲学を学んだが、一方で指揮者への道を目指すようになった。プラハ音楽院で指揮法を学び1911年に指揮者デビュー。1923年にレオ・ブレッヒ(1871-1958)の後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した。ナチスの台頭でベルリンの職を辞し、1935年に妻と当時5歳のカルロスらとアルゼンチンに移住した。1939年に市民権を得て、ブエノスアイレスのテアトロ・コロンの首席指揮者に就任した。大戦後ヨーロッパに戻り、イギリス・デッカ社の専属になり各地の客演指揮者として活躍した。クライバーはこのシリーズでベートーヴェン:「田園」(1948年ロンドン響)(78CDR-3686)とチャイコフスキー:第4番(1949年パリ音楽院管)(78CDR-3518)が出ている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。