78CDR-3805
ルイ・ド・ケ=デルヴロワ(ド・ベロン編曲):
チェロとピアノための組曲
C.P.E.バッハ:
チェロ協奏曲第3番イ長調 Wq.172 より Largo mesto
モーリス・マレシャル(チェロ)
ジャン・ドワイアン(ピアノ)
仏 COLUMBIA D15221/2
1929年頃録音
ルイ・ド・ケ=デルヴロワは18世紀フランスのヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。オルレアン公の宮廷音楽家として活躍した。チェロのモーリス・マレシャル(1892-1964)はフランスの名チェリスト。1911年にパリ音楽院を一等賞で卒業し、第1次世界大戦(1914-1918)に従軍。戦後の1919年にコンセール・ラムルーでソリストとしてデビューした。以来世界中を楽旅し日本にも来訪した。日本コロムビアでの録音もある。ピアノのジャン・ドワイアン(1907-1982)はパリ音楽院でマルグリット・ロン(1874-1966)に師事し、1922年に一等賞を得て卒業した。1941年に師のロンの後任としてパリ音楽院教授をつとめ1977年に退任した。レコード録音も多い。妹のジネット・ドワイヤン(1921-2002)もピアニストで夫君のジャン・フルニエ(1911-2003)はヴァイオリン奏者で名チェリストのピエール・フルニエ(1906-1986)の実弟。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。