78CDR-3778
リスト:パガニーニ大練習曲 S.141 R.3b
レオニード・クロイツァー(ピアノ)
日ニッチク JD 6056/60
1943年東京録音
レオニード・クロイツァー(1884-1953)はドイツと日本で活躍したロシア生まれの名ピアニストで指揮者。両親はユダヤ系ドイツ人。サンクトベテルブルク音楽院でアンナ・エシポワにピアノをアレクサンドル・グラズノフに作曲を学んだ。1906年ライプツィヒに移住、アルトゥール・ニキシュに指揮法を学んだ。1921年から1933年までベルリン音楽大学教授。1931年初来日。1933年再来日。近衛秀麿の要請で帰国せず1937年から亡くなるまで東京音楽学校(現東京芸術大学)教授をつとめた。1942年ナチス・ドイツの欠席裁判によってドイツ国籍を剥奪され無国籍となった。1953年10月28日リサイタル中に心筋梗塞をおこし2日後に死去した。これは大戦中の貴重な日本録音。超希少SPレコードの復刻。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用カートリッジ(3mil 針)とコルグNu 1 DSD録音機を使用した。