78CDR-3774
ブラームス:交響曲第3番ヘ長調作品90
クレメンス・クラウス指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
英 HMV C2016/9
1930年1月15-21日ウィーン録音
クレメンス・クラウス(1893-1954)はウィーン生まれのオーストリアの指揮者。ウィーン音楽院で作曲家のリヒャルト・ホイベルガーに学ぶ。ドイツ各地のオペラ劇場で研鑽を積んだ後、1929年にフランツ・シャルク(1863-1931)の後任としてウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任した。この録音はその直後のもの。1935年エーリヒ・クライバー(1890-1956)の後任としてベルリン国立歌劇場の音楽監督に、さらに1937年にはハンス・クナッパーツブッシュ(1888-1965)の後任としてバイエルン国立歌劇場の音楽監督に就任、1941年からザルツブルク音楽祭の総監督に任命された。第2次大戦後はウィーンに戻ったが、1954年メキシコで楽旅中に世を去った。享年61歳。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。