78CDR-3773
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調作品102
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
カール・シューリヒト指揮
スイス・ロマンド管弦楽団
英 DECCA AK2025/8
1947年7月8日スイス、ジュネーヴ放送局録音
ヴァイオリンのゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのブレーメン生まれ、第2次世界大戦中ソリストとして活躍する傍らベルリン高等音楽院を1943年までつとめた。1944年スイスのルツェルン音楽院教授となり、ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)とのトリオでも活躍した。マイナルディはイタリア生まれ、ミラノ音楽院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。後にベルリン高等音楽院でフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継いでチェロ科の教授になった。カール・シューリヒト(1880-1967)はドイツの指揮者。
1912年から1944年までヴィスバーデン歌劇場の音楽監督をつとめた。このシリーズでスイス・ロマンド管弦楽団を指揮した1947年録音のベートーヴェン:交響曲第2番(78CDR-3115)が出ている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。