78CDR-3772
J.S.バッハ=ブゾーニ編:前奏曲とフーガ変ホ長調 BWV.552
J.S.バッハ:半音階的幻想曲とフーガBWV.903
前奏曲とフーガ第5番ニ長調 BWV.850
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HMV DB1991/2(BWV.552)
英 HMV DB4403/4(BWV.903 & BWV.850)
1933年4月25日アビー・ロード録音(BWV.552)
1931年10月ベルリン録音(BWV.903 & BWV.850)
エトヴィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのバーゼル生まれ。ベルリンでリストの最後の弟子だったマルティン・クラウゼ(1853-1918)に師事した。ベルリン時代、オイゲン・ダルベール(1864-1932)やフェルッチョ・ブゾーニ(1886-1824)と交友があった。ここに収録したブゾーニ編「前奏曲とフーガ BWV.552」は「平均律」録音の初日に指慣らしとして演奏されたようだが(原盤番号がつながっている)、その演奏の気迫に圧倒される。同年から採用されたEMI開発の録音機(原盤番号の末尾に□)も演奏の細部を見事に捉えていると思う。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。