78CDR-3768
ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調作品93
オズヴァルト・カバスタ指揮
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB5639/41
1941年5月ミュンヘン録音
オズヴァルト・カバスタ(1896-1946)はオーストリアの指揮者。ウィーン音楽院で学び、1930年ブルックナーの交響曲第8番を指揮してウィーン・フィルの定期演奏会にデビューした。1931年にはフランツ・シャルクの後任としてウィーン音楽院の指揮科教授になり、1937年ミュンヘンに創立されたミュンヘン・フィルの首席指揮者に任命された。この地位はナチスに入党しなければならないほど政治色の濃い要職で、カバスタは政治指導に従順だった。カバスタは戦後の1946年、ナチスに加担したことで連合国当局に指揮活動を禁止され、それを苦にして妻と共に自殺した。享年50歳。モーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」(伝説のモーツァルト第3巻-飛鳥新社刊に収録)が出ている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。