78CDR-3767
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」
ウィレム・メンゲルベルグ指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
独 TELEFUNKEN SK3190/4
1941年4月アムステルダム録音
この指揮者最高の名演奏。ウィレム・メンゲルベルグ(1871-1951)はオランダの大指揮者。1895年24歳でアムステルダム・コセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任した。さらに1921年-30年には合併以前のニューヨーク・フィル(後にニューヨーク交響楽団と統合されてニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団となる)の首席指揮者を兼任、レコード録音は機械式録音と電気録音時代のニューヨーク録音は米VICTOR、電気録音初期のコンセルトヘボウとの録音は英COLUMBIAと独ODEON に、電気録音の完成期には独TELEFUNKENに行った。またコンセルトヘボウとの放送録音はLP時代になって蘭PHILIPS から発売された。この録音は第2次世界大戦中のものだが、TELEFUNKENの録音技術が当時世界最高だったことを窺わせる見事なもの。原盤SPの盤質も奇跡的に優れている。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。