78CDR-3765
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67「運命」
ハイドン:交響曲第88番ト長調 - 第4楽章
セルゲイ・クーセヴィツキー指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
独 ELECTROLA DB2338/42(英 HMV DB2338/42と同一録音)
1934年9月3&4日ロンドン、アビーロード、EMI 第1スタジオ録音
セルゲイ・クーセヴィツキー(1874-1951)はロシア生まれのユダヤ系指揮者。モスクワ音楽院で学んだ後、名コントラバス奏者として活躍を始めた。1920年ロシア革命後のポリシェヴィキ政権を嫌ってパリに移住、1924年にボストン交響楽団の常任指揮者に任命されアメリカに移住し、1949年までつとめこのオーケストラを世界的地位に高めた。この「運命」は第1回目の録音で、ボストン交響楽団とは大戦後の1949年に録音がある(RCA VICTOR 12-0959/62)。クーセヴィツキーのベートーヴェンは復刻が殆どないため、敢えてこのシリーズに組み込んだ。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。