78CDR-3760
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調作品23
コスチャ・コンスタンチィノフ(ピアノ)
シャルル・ミュシュ指揮
パリ音楽院管弦楽団
仏 COLUMBIA LFX595/8
1941年4月17-21日パリ録音
コスチャ・コンスタンチィノフ(1903-1947)はオデッサ生まれのロシア人ピアニスト、作曲家、指揮者。1947年5月30日、43歳の時航空機事故で死去した。18歳の時トルコのコンスタンチノープル、ベルリンを経てパリに定住した。数々の音楽活動後1941年にピアニストとしてこの録音でレコード・デビューした。大戦下ではパリで指揮活動を続けた。指揮のシャルル・ミュンシュ(1891-1968)はストラスブール生まれ。生地の音楽院でオルガンを学んだ後、パリ音楽院でリュシアン・カペー(1873-1928)にヴァイオリンを学び、その後ベルリンでカール・フレッシュ(1873-1928)に師事した。1926年ライプツィヒ音楽院の教授に就任、1925年から32年にはゲヴァントハウス管弦楽団のソロ第一ヴァイオリン奏者もつとめ、ブルーノ・ワルター(1876-1962)やヴィルヘルム・フルトヴェングラー(1886-1954)のもとで演奏し指揮法も身につけた。パリに戻り1935年から38年にはパリ・フィルハーモニーの指揮者、1938年から45年にはパリ音楽院管弦楽団の指揮者をつとめた。1939年には同音楽院の指揮科教授に任命されされた。大戦後の1949年にボストン交響楽団の正指揮者となり1962年までつとめた。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。