78CDR-3754
ドヴォルザーク:ピアノ五重奏曲イ長調 作品81
オルガ・レーザー=レーベルト(ピアノ)
レナー弦楽四重奏団
イェノ・レナー(第1ヴァイオリン)
ヨーゼフ・スミロヴィッツ(第2ヴァイオリン)
シャーンドル・ロート(ヴィオラ)
イムレ・ハルトマン(チェロ)
英 COLUMBIA LX150/53
1930年10月1-2日ロンドン録音
ピアニストのオルガ・レーザー=レーベルト夫人とレナー弦楽四重奏団はピアノ五重奏曲の録音を4曲残している。1番目は1923年11月8日にラッパ吹き込みでフランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調 - 第2楽章(英COLUMBIA L1620)、2番目が1927年3月4日に録音されたブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調作品34(英COLUMBIA L2040/4)、3番目が1930年10月1-日録音のこのドヴォルザーク、4番目が1933年3月9&13日録音のシューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調作品44(英COLUMBIA LX266/9)である。このピアニストの経歴は不詳だが、この名四重奏団と完全に同化した演奏は見事。また不思議なことにソロのレコーディングは残っていない。レナー弦楽四重奏団は1922年にロンドン・デビュー。すぐにイギリスCOLUMBIAの専属アーティストとなり、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲録音を1938年に完成させた。また売り上げは合計100万枚を記録した。
復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグのNu 1 DSD録音機を使用した。