78CDR-3743
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調作品1-13
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
米 COLUMBIA 17098/9-D (英COLUMBIA LB-36/7と同一録音)
1937年2月2日ロンドン録音
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれ。ブダペスト音楽院でイェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。1905年にベルリンで大ヴァイオリニスト、ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)に認められ、1917年から24年スイスのジュネーヴ音楽院で教え、1940年にアメリカに移住した。このヘンデルはシゲティが2回録音した最初のもの。アメリカ時代の2回目の録音(1954年)は33CDR-3525で出ている。ピアノのニキタ・マガロフ(1912-1992)はサンクトペテルブルクでロシア系貴族の家に生まれた。1918年に祖国を離れパリでイジドール・フィリップについて学んだ。シゲティの伴奏者となったことが縁で娘婿となった。1949年ジュネーヴ音楽院の教授に就任し1960年までその地位にあった。このシリーズでヘンデルのヴァイオリン・ソナタ第4番は多数出ているがこの演奏はエネスコ盤(78CDR-3035)と双璧の名演。復刻には「音のエジソン」
http://www.otono-edison.com/ SPレコード専用MC型カートリッジ(3mil針)とコルグ社のNutubeフォノ・イコライザーを使用した。