78CDR-3737
シューベルト:アルペジヨーネ・ソナタ イ短調 D.821
エンリコ・マイナルディ(チェロ)
ギド・A・ボルチアーニ(ピアノ)
独 GRAMMOPHON LVM72041/2
1950年10月8-9日録音
エンリコ・マイナルディ(1897-1976)はイタリア生まれのチェロ奏者。ミラノ音楽院でチェロを、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で作曲を学んだ。後にベルリン高等音楽院でフーゴー・ベッカーに師事し、1933年からベッカーの後を継いでチェロ科の教授になった。この頃ヴァイオリンのクーレンカンプ、ピアノのエトヴィン・フィッシャーとトリオを結成し名声をあげた。この録音はSPレコード末期にドイツグラモフォンが開発した78回転長時間収録レコードVG盤に残されたもの。マイナルディはこのシリーズでJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番(33CDR-3318)が出ている。またアルペジョーネ・ソナタはこのシリーズでフォイアマン(78CDR-3161)、ヘルシャー&ナイ(78CDR-3653)とカサド(オーケストラ伴奏版)(78CDR-3511)が出ている。復刻には "音のエジソン"http://www.otono-edison.com/モノラル専用MC型カートリジ(3mil針)とKorgNutubeフォノ・イコライザーを使用した。