78CDR-3727
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 K.622
シューマン:幻想小曲集作品73-1
レジナルド・ケル(クラリネット)
サー・マルコム・サージェント指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(モーツァルト)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)(シューマン)
英HIS MASTER'S VOICE C3167/70
1940年3月7日(モーツァルト)、3月29日(シューマン)、
アビー・ロード第1スタジオ(モーツァルト)、第3スタジオ(シューマン)録音
レジナルド・ケル(1908-1981)は英国のクラリネット奏者。王立音楽アカデミーでハイドン・ドレイパーに師事し、在学中からロイヤル・フィルハーモニー協会オーケストラの首席奏者をつとめ、卒業後ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に移籍した。戦後の1948年アメリカに渡りコンサートやレコーディングのほかにベニー・グッドマン(1909-1988)やピーナッツ・ハッコー(1918-2003)にクラシック奏法を指導した。1958年に母国に帰り画家として余生を送った。指揮者のサー・マルコム・サージェント(1895-1967)は英国の指揮者。1939年ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団が創設されると客演指揮者として活躍した。これはその時期の録音。