78CDR-3720
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)
オイゲン・ヨッフム指揮
バイエルン放送室内管弦楽団
独 GRAMMOPHON 72323/4(VG盤)
1952年11月3-4 日ミュンヘン、アメリカ・ハウス録音
SPレコード末期にドイツ・グラモフォンが開発した78回転長時間収録VG盤からの復刻。ヨハンナ・マルツィ(1924-1979)はハンガリー生まれの女流ヴァイオリニスト。1934年10歳でブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学、イェノ・フバイ(1858-1937)に師事した。13歳でデビューしたが、大戦のために活動を中断。1947年ジュネーヴ国際音楽コンクールに入賞しスイスに居をかまえた。1953年ロンドンでデビューした。この録音はロンドン・デビュー以前にドイツ・グラモフォンにいれたもの。このシリーズでモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタK.376(78CDR-3208)が出ている。指揮者のオイゲン・ヨッフム(1902-1987)はバイエルン生まれ。1949年バイエルン放送交響楽団の創立に関わり、60年まで首席指揮者をつとめた。これはこの時期の録音。