33CDR-3709
ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
ルネ・レイボヴィツ指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
米 WESTMINSTER 14046(ステレオ)
1958年7月ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール録音
ルネ・レイボウィツ(1913-1972) はポーランドのワルソー生まれ。1926年に家族と共にパリに定住。1930-1933年にベルリンでアルノルト・シェーンベルク(1874-1951)に、ウィーンでアントン・ウェーベルン(1883-1945)について作曲法を師事した。さらにパリではオーケストレーション法をモーリス・ラヴェル(1875-1937) に、指揮法をピエール・モントゥー(1875-1964) に学んだ。1936年から指揮者としての活動を開始し、数年の内に名声を高めたが第2次大戦の勃発で指揮活動から退き、作曲や著作に専念するようになった。戦後になって再び指揮者として復帰した。この録音はステレオLP初期のもの。格調高いこの演奏は新ウィーン楽派の大作曲家の薫陶の賜物と思う。