78CDR-3668
ショパン:
ワルツ第3番イ短調作品34-2
ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」
ワルツ第12番ヘ短調作品70-2
ワルツ第2番変イ長調作品34-1「華麗なるワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
ワルツ第5番変イ長調作品42
ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大ワルツ」
エチュードホ短調作品25-5
エチュードヘ短調作品25-2
エチュードヘ長調作品25-3
フォーレ:
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(1)
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(2)
野邊地瓜丸(勝久)(ピアノ)
日本コロムビア G38/40, B325, B322
発売: 1950年(G38/40)、1953年(B325 & B322)
野邊地瓜丸(1910-1966)(後に勝久に改名)は1926年16歳でフランスに留学、エコル・ノルマルでラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、アルフレッド・コルトー(1877-1963)にも多大な影響を受けた。1930年に帰国後ソリストとして活躍、ショパンやフランスの作品を得意とした。1946年26歳で東京藝術大学音楽学部の教授に就任した。ここに収録したショパンのワルツ集は1950年に発売されたもの。ショパンのエチュード3曲とフォーレのヴァルス・カプリスは野邊地勝久とレーベルに記されている。戦後の物資が不足していた時代のSPレコードのため音が良くないが、フランス仕込みの演奏は堂に入って素晴らしい。野邊地はこのシリーズでヴァイオリンの巌本真理との二重奏でルクー:ヴァイオリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。