78CDR-3663
J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
トメオーニ:Allegro
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
(強音で音割れがあります)
独 TELEFUNKEN SKB 3320/1
(1943年1月22日ベルリン録音)
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1920-1995)はイタイアの大ピアニスト。1939年ジュネーヴ国際コンクールで優勝し、その時の審査員長だったアルフレッド・コルトー(1877-1962)が「リストの再来」と賞讃したと伝えられる。この「イタリア協奏曲」は第2次世界大戦中のベルリンでテレフンケン社が録音したもの。当時23歳だったミケランジェリの初録音と思われる。もうレコードどころではないドイツの国内事情を考慮すると極めて貴重な録音である。ペレグリーノ・トメオーニ(1721-1816)はイタリアの作曲家でオルガン奏者。オペラや宗教音楽の作品を書いた。ミケランジェリはこのシリーズでJ.S.バッハ=ブゾ-ニ編:シャコンヌ(1948年録音)(78CDR-3229)が出ている。