78CDR-3653
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調 D.821
ルートヴィヒ・ヘルシャー(チェロ)
エリー・ナイ(ピアノ)
日VICTOR JH22/3 (独ELECTROLA EH920/1 と同一録音)
(1935年5月2日録音)
アルペジョーネは1823年にウィーンのシュタウファーが開発した6弦のフレットをもった弦楽器。この曲は今日ではチェロで弾かれる。ルートヴィヒ・ヘルシャー(1907-1996)はドイツのチェリスト。 6歳でチェロを始め、ライプツィヒでユリウス・クレンゲル(1859-1933)、ベルリンでフーゴ・ベッカーに師事し1930年にメンデルスゾーン賞を受賞し、1936年フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィルの演奏会でソリストとしてデビュー。その後ピアノのエリー・ナイ(1882-1968)とヴァイオリンのマックス・シュトループ(1900-1966)とピアノ三重奏団を組んだ。エリー・ナイはウィーンでレシェティツキやエミール・フォン・ザウアーの薫陶得て、第2次世界大戦中もドイツで活躍した。