78CDR-3652
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第34番変ロ長調K.378 より第2楽章
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ジョルジュ・エネスコ指揮
コロンヌ管弦楽団
ヤルタ・メニューイン(ピアノ)(モーツァルト)
英 HMV DB8586/10
(録音:1938年5月2日パリ=メンデルスゾーン&1938年ロンドン=モーツァルト)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)はニューヨーク生まれ。サンフランシスコに移り3歳からヴァイオリンを始めた。ジグムンド・アンカー、ルイ・パーシンガー(1872-1966)に師事し、1926年10歳の時アルフレッド・ヘルツ(1872-1942)指揮のサンフランシスコ交響楽団とラロのスペイン交響曲でデビューした。その後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ベルリンでアドルフ・ブッシュ(1891-1952)に手ほどきを受けた。1928年12歳の時初レコード録音を行った。指揮のジョルジュ・エネスコはルーマニア出身。ヴァイオリニスト、ピアニスト、作曲家、指揮者、教育者として活躍した全能音楽家。この録音では弟子のメニューインを全面的にサポートしている。ピアニストのヤルタ・メニューイン(1922-)はユーディの義妹。パリ音楽院でマルセル・シャンピ(1891-1980)に、ジュリアード音楽院ではカール・フリードバーグに師事した。