78CDR-3651
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ラファエル・クーベリック指揮
フィルハーモニア管弦楽団
英 HMV C3802/4
(1948年4月4&12日ロンドン、アビー・ロード EMI第1スタジオ録音)
今年92歳の現役ヴァイオリニスト、イダ・ヘンデル(1924年生まれ)は1935年ワルシャワで開催されたヴィエニアフスキ国際ヴァイオリン・コンクールでジネット・ヌヴー(18歳)、ダヴィド・オイストラフ(27歳)についで第3位に入賞、そのとき11歳だった。ヘンデル一家は1939年に祖国ポーランドからイギリスに移住1940年に市民権を得た。その年に英DECCA と契約し契約期間中に約50枚の録音を残した。これはDECCAとの契約を終了してEMIに移籍後の録音。ラファエル・クーベリック(1914-1996)は世界的ヴァイオリニスト、ヤン・クーベリック(1880-1940)の長男として生まれたチェコ出身の指揮者。1937年にチェコ・フィルを指揮してスメタナ「わが祖国」抜粋(HMV C1979/81)でEMIにデビューした。