33CDR-3645
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第7番ニ長調 K.271a
アイダ・シュトゥツキ(ヴァイオリン)
グスタフ・ルント指揮
シュトゥットガルト・トンスタジオ管弦楽団
米 PERIOD SPLP 548(U.S.)(Mono)
(1951年11月シュトゥットガルト録音)
アイダ・シュトゥツキ(1921-2011)はエジプト、カイロ生まれでスイスのヴァイオリン奏者。アンネ=ゾフィ・ムター(1963-)の師として知られている。10歳でヴァイオリンを始め最初はヴィンタートゥール/チューリッヒ市立オーケストラのコンサート・マスター、エルンスト・ヴォルタースに、続いてハンガリー生まれのヴァイオリン教師シュテフィ・ガイヤー(1888-1956)に、さらにルツェルンで名教授カール・フレッシュ(1873-1944)に師事した。1940年にジュネーヴ国際音楽コンクールで入賞し、1945年から1950年までピアニストのクララ・ハスキル(1895-1960)とデュオを組んだ。1948年からヴィンタートゥール音楽院で教鞭をとり、1992年にはチューリッヒ高等芸術院でマスタークラスを開いた。1975年にはヴィンタートゥールの「カール・ハインリッヒ・エルンスト芸術基金賞」を受賞した。この録音は1951年シュトゥツキが30歳の時アメリカのPERIODレーベルにスタジオ録音されたもの。ヴァイオリン協奏曲第7番はアメリカのDoremi社の復刻CDにも収録されていない貴重な音源である。