78CDR-3618
ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
ゲオルク・クーレンカンプ(ヴァイオリン)
ジークフリート・シュルツェ(ピアノ)
独 TELEFUNKEN E 3108/11
(1940年6月4-5日ベルリン録音)
(トラック4の途中にコツコツ・ノイズがあります)
ゲオルク・クーレンカンプ(1898-1948)はドイツのヴァイオリニスト。第2次世界大戦中はドイツを代表する演奏家だった。またベルリン高等音楽院のヴァイオリン科教授も務めた。クーレンカンプは1944年にスイスのルツェルン音楽院教授になり、ピアノのエトヴィン・フィッシャー(1886-1960)、チェロのエンリコ・マイナルディ(1897-1976)とトリオでも活躍した。ピアノのジークフリート・シュルツェは経歴不明。ポーランド出身の大ヴァイオリニスト、ブロニスワフ・フーベルマン(1882-1947)と多くの録音をしていた。クーレンカンプの「クロイツェル・ソナタ」はピアノのケンプと入れた1935年録音がこのシリーズで出ている(78CDR-3547)。またこの「クロイツェル」と同時期にTELEFUNKENに録音した「スプリング・ソナタ」(78CDR-3217)もこれと対になる名演奏。