33CDR-3610
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調 K.218
(カデンツァ:ヨアヒム)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219
(カデンツァ:ヨアヒム)
ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
ヨーゼフ・クリプス指揮
新ロンドン交響楽団
米 LONDON LL1271(Mono)(英DECCA LXT5078 と同一録音)
(チリ、パチ・ノイズあり)
(1955年5月3-5日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
ミッシャ・エルマン(1891-1967)はウクライナ出身のヴァイオリニスト。ペテルブルク音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し、1904年にベルリンにデビューした。1908年、17歳でカーネギー・ホールでアメリカ・デビュー。機械式吹き込み、電気録音のSP時代のアメリカ・ヴィクターの看板ヴァイオリニストとなり、日本でも絶大な人気を博した。1950年代になって英DECCAに録音を再開した。これはその中の一枚。指揮者のヨーゼフ・クリプス(1902-1974)はウィーン生まれ。1921年名指揮者フェリックス・ワインガルトナー(1863-1942)の助手兼合唱指揮者としてウィーン・フォルクスオーパーに入り、1933にはウィーン国立歌劇場の指揮者に就任した。戦後はロンドン交響楽団、コヴェント・ガーデン王立歌劇場などの指揮者をつとめた。英DECCAに録音が多かった。復刻にはウェストレックス10Aカートリッジをモノ接続にて使用した。