33CDR-3609
サン=サーンス:
ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調作品61
パガニーニ(クライスラー編曲):
ヴァイオリン協奏曲第1番(単一楽章のための)
アルフレート・カンポーリ(ヴァイオリン)
ピエリーノ・ガンバ指揮
ロンドン交響楽団
米 LONDON LL1624(Mono)(英DECCA LXT5298 と同一録音)
(1956年10月22-23日ロンドン、キングズウェイ・ホール録音)
アルフレード・カンポーリ(1906-1991)はイタリア生まれのヴァイオリニスト。5歳の時、両親とイギリスに移住し、1923年にロンドンのウィグモア・ホールでデビューした。ネリー・メルバ(1861-1931)やクララ・バット(1872-1936)などの大物歌手とツアーをする一方、自らの名前を冠したサロン・オーケストラを作りBBCラジオやレコード録音で活躍した。第2次世界大戦後はクラシックの演奏家に返り咲き、英デッカの看板アーティストになった。指揮者のピエリーノ・ガンバ(1936-)はローマ生まれ。11歳で指揮者としてデビューした神童。LP初期に英デッカに録音をしていた。その後欧米各地のオーケストラを指揮して活躍し、現在ニューヨークで後進の指導にあたっている。カンポーリはこのシリーズで「クライスラー作品集」(33CDR-3563)、「カンポーリ・アンコール !」(33CDR-3577)、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番(78CDR-3414)が出ている。復刻にはウェストレックス10Aカートリッジをモノ接続にて使用した。