
78CDR-3607
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
(カデンツァ: Auer/Heifetz)
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
セルゲイ・クーセヴィツキ指揮
ボストン交響楽団
米 VICTOR 15531/5S
(1939年4月11日ボストン録音)
ヤッシャ・ハイフェッツ(1901-1987)はロシア生まれのアメリカのヴァイオリニスト。ペテルブルグ音楽院でレオポルド・アウアー(1845-1930)に師事し10歳でデビューした。1917年16歳の時に革命を逃れ一家はアメリカに移住し、少年ハイフェッツは一流演奏家として待遇された。その後青年期、壮年期から引退するまで世界最高のヴァイオリン奏者として崇められた。セルゲイ・クーセヴィツキ(1874-1951)はロシア生まれの指揮者。ロシア革命後パリに移住、1924年から1949年の24年にわたってボストン交響楽団常任指揮者をつとめ、このオーケストラを世界的水準に育てあげた。アメリカVICTORに数多くの録音を残したが、復刻盤の数は少ない。今後このシリーズで順次紹介する予定。