33CDR-3599
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
オシー・レナルディ(ヴァイオリン)
ユージン・リスト(ピアノ)
米 REMINGTON R-199-148(Mono)
(1953年録音)
オシー・レナルディ(1920-1953)はウィーン生まれのヴァイオリニスト。1932年13歳でウィーンでデビュー。1937年アメリカに移住した。1941年米国陸軍に入隊、2年後に除隊してステージに立った。レナルディが最も評判をとったのがカーネギー・ホールの演奏会で弾いたパガニーニの「24の奇想曲」だった。だが将来を嘱望されたこのヴァイオリニストは1953年12月にニューメキシコでのコンサート後に自動車事故で33歳の命を落とした。ピアノのユージン・リスト(1918-1985)はフィラデルフィア生まれ。16歳の時ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団とショスタコーヴィチのピアノ協奏曲のアメリカ初演を行った。レナルディはこのシリーズでブラームス:ヴァイオリン協奏曲(シャルル・ミュンシュ指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団)(78CDR-3141)とJ.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリ・ソナタ第1番と第3番(33CDR-3598)が出ている。