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ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
アルフレッド・レーヴェングート(ヴァイオリン)
フランソワーズ・ドロー(ピアノ)
独 OPERA 1147(Mono)
(1964年録音)
アルフレッド・レーヴェングート(1911-1983)はフランスのヴァイオリニスト。16歳でパリ音楽院に入りヴァイオリン、室内楽、ソルフェージュを学んだ。1929年18歳で弦楽四重奏団を組織しそのリーダーとなり、1983年レーヴェングートの死で解散した。ヴァイオリンの師はカペー弦楽四重奏団の第2ヴァイオリンだったアンドレ・トゥーレ(1903-1909在籍)で、カペーの考案した運弓法を見事に体得している。レーヴェングートのソロ録音はこの「クロイツェル・ソナタ」以外にはないと思われる。ピアノのフランソワーズ・ドロー(1910-2011)はパリ音楽院でマルグリット・ロン(1874-1966)に師事した。レーヴェングートのピアニストとして長年活躍した。